アロマの働きは、自律神経を整えることにより結果的に美容や健康によい影響を与えると言われています。
自律神経は、交感神経と副交感神経から成り立っていますが、緊張が続いた状態やリラックスができない状態が続くと、交感神経が優位に働く傾向があるでしょう。
例えば、仕事で残業が続いた場合などはストレスが溜まり、結果的に交感神経の方が優位になってしまいバランスが崩れる傾向があるわけです。
交感神経が優位になると、身体のバランスが崩れ病気になる可能性もあります。
例えば、うつ病や頭痛、腹痛そして女性ならば生理の乱れなどが生じるわけです。
そこで、健康のためには自律神経のバランスを整えることが重要です。
アロマの働きについて
アロマを利用すると精神的にリラックスをすることができますが、これは自律神経のうち副交感神経を優位にする働きがあります。
ストレスで病気になる人は、交感神経ばかりが優位になっており副交感神経があまり働いていない状態が続いています。
そこで、アロマを利用することによって副交感神経を活性化させ、自律神経のバランスを整える効果が期待できます。
そうすることにより、うつ病を始めとする病気を抑制し健康を維持しやすくなるのです。
一方で、美容にも効果的と言われています。
基本的に、自律神経のバランスが崩れると、肌荒れなどを起こしやすくなります。
例えば、肌がカサカサになることや顔にできものができることもあるでしょう。
これらの原因の何割かは、自律神経のバランスが崩れていることによって生じています。
つまり、アロマで自律神経を整えることで肌荒れなどを防ぐことができ、結果的に美容効果が期待できるわけです。
おすすめの香りとアロマの使用時間
種類によっても効果は異なりますが、短期的に自律神経を整えるためにはラベンダーやフランキンセンスを利用するのが望ましいと思います。
このうちラベンダーには、酢酸リナリルと呼ばれる成分が含まれており、気分を落ち着かせる効果が期待できます。
また、フランキンセンスも気分を落ち着かせる作用があり、副交感神経を優位にするのに有効です。
あと、長期的に効果を持続させるにはベルガモットやオレンジなどのオイルを使うと健康や美容に良いと言われています。
ただ、数回だけ利用しても長期間効果が持続するわけではありません。
長期的に神経のバランスを整えるためには、毎日自宅に帰宅してから1時間以上はアロマの香りをかぐことが重要になります。
この習慣を長期的に続けることで、効果が出やすくなるでしょう。
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